夜行バス 東京特急ニュースター号は布施駅下車が本当に良すぎた | 快走とりっぷ

夜行バス 東京特急ニュースター号は布施駅下車が本当に良すぎた

もくじ

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大阪バス東京特急ニュースター号で大阪へ

大阪バス/東京バスが運行する、東京特急ニュースター号をご存知だろうか?JR 王子駅前-近鉄 布施駅前まで運行している、独立3列シートの夜行バスだ。

夜行バス乗車経験のある方なら一度は無いだろうか?夜通しバスが結構しんどい。その後の旅の旅の消化不良…
体力消耗した状態での旅は、ただの修行…YOUは何しに大阪へ?で、ある。それを回避出来る素晴らしい方法が布施駅なら出来る。
そう、この駅から徒歩約3分で、夜行バス疲れのオアシス、スーパー銭湯へ行くことが可能なのだ!
その方法が、大阪バス/東京バスが運行する“東京特急ニュースター号”で、終点布施駅下車、である。

スケジュールに余裕をもたせるのは、チョット不便な旅を楽しむ為の初歩にして重要なコツだ。時間に遊びを持たせる勇気を持つ事は非常に大事である!

自身も利用したこの夜行バスは、予約の時期や方法次第で、かなりお得に利用することが出来た。しかも、終点の近鉄 布施駅周辺は大阪ならではのグルメを楽しめるスポットや商店街があり、繁華街周辺にはない、落ち着いた人情味のある雰囲気がとても良かった。
次回、バスを利用する事があればまた利用したい程、布施駅下車で一旦休憩は良く、正直本気で教えたくないお気に入りの行程となった。
いつも下車する大都市圏から少しだけ離れた郊外を起点にした旅なら、いつもの夜行バスが何倍も快適に過ごせ、楽しいバス旅の参考にきっとなるはずだ!

東京特急ニュースター号バスの詳しい行路は?

東京から布施まで約10時間のバス移動

東京-布施間を10時間のバス移動

大阪バス/東京バス 東京特急ニュースター号は21:45に王子駅を出発、東京駅には22:30、終点の布施駅には翌日6:55着の便と22:30に王子駅を出発、途中秋葉原駅に23:05、終点布施駅に翌日8:30着の2便存在する。
東京駅を出発したあと、神奈川県内のPA/SAにて、15分の休憩があり、それ以降はひたすら京都・大阪へ向かう。
以下が詳しい行路

バスの出発時間
便名東2東4
発着駅王子駅21:4522:30
秋葉原駅23:05
東京駅22:3023:30
京都駅4:556:00
大阪駅5:557:00
ユニバーサル
スタジオ
7:25
天王寺駅6:207:55
上本町駅6:358:10
布施駅6:558:10

東2と東4で発着場所が違うので、予約の便間違いをしないよう、注意。

東京特急ニュースター号の公式サイトはコチラ→東京特急ニュースター号

ニュースター号の格安チケットのとり方はwebと早めの手配がマスト

この夜行バスは早売とネット割がある。早売は乗車日前の購入期限までに予約・購入で運賃が割引になり、購入方法は、コンビニでの購入、楽天トラベル、JTB、じゃらん、バスコン、Bus sagasu,Japan Bus Online、発車オーライネットのネット予約利用が対象で、最大20%運賃の割引になる。
ネット割は、“発車オーライネット”を利用し予約・購入で2%運賃の割引が受けられる、このサイト利用限定の割引サービスだ。
早売り、ネット割の注意点は、電話での予約・購入、旅行業者手配の場合適用されない。ネット割を利用したい場合、決済方法はクレジットカードのみとなっている。

早売り+ネット割を利用には必ず発車オーライネットを利用しよう

早売りとネット割、両方の割引を受けることも可能で、その方法は“発車オーライネット”を利用し、早売りのチケットを購入する。そうすることで、最大22%の割引が受けられる。
最大割引を受けた場合の東京-大阪間のバス運賃は5270円(平日)だ。
この方法が一番お得にニュースター号に乗車が出来る方法。頻繁に夜行バスを利用するなら是非、発車オーライネットに登録を検討しても良いだろう。

東京(王子、秋葉原乗車)-東大阪布施駅間バス運賃
運行日通常早売ネット割+早売り
月-木(平日)7100円 5380円~7100円5270円~6960円
金・土・休日・休日前8600円6880円~8600円6740円~8430円

東京特急ニュースター号の料金についてはコチラ→東京特急ニュースター号

東京方面からの乗り場と東京駅構内で彷徨わないコツ

東京方面からの乗車場所は王子駅、秋葉原駅、東京駅と、駅から徒歩圏内の場所から乗車可能で大変便利。私は東京駅から乗車し、終点の布施駅まで約10時間のバス旅へ向かった。
東京駅に慣れている者なら、難なくバスのりばへ向かう事が出来るだろうが、東京駅構内は大変広く、初めての利用者は必ず迷う。自分がどこに居るのか分からなくなる。今回は迷った時に役に立つポイントを少し紹介したい。

東京駅の覚えておきたい出口名は八重洲、丸の内

東京駅の出口の覚え方

丸の内と八重洲の方向感覚を覚えれば、構内移動が格段と楽になる

出入り口名が沢山ある、東京駅。まず覚えておいて損が無いのが、“八重洲◯◯”と“丸の内◯◯”頭にこのどちらかが付いてるだけで、自分がどちら側に近いがが分かる。
まず“八重洲”この文字が出たら、東海道・東北・上越・北陸新幹線のホーム寄り、八重洲地下街、高速バス乗り場、大丸、有楽町駅方面に近い。
次に、“丸の内”この文字が出たら、皇居、東京ステーションギャラリー、東京メトロ丸の内、東京駅旧駅舎、神田駅方面に近い。
そして、次に覚えて置いてほしいのは、この2つは真反対に位置しているという事。東京駅構内で彷徨い始めたら、まずこのふたつを思い出して欲しい。

さて、夜行バス利用で度々出てくる八重洲◯◯から徒歩△分、☓☓バスのりば。 この、ニュースター号もお馴染みのこのパターン。東京駅発と表記しているが、実際は東京駅から徒歩圏内の場所にある、のりばから出発する。
のりばは、東京駅八重洲南口ヤンマービル前。八重洲口側には八重洲地下街があり、地下街から出るなら、1,2,3出口が楽だ。

が!

八重洲地下街もかなり広く、まず迷う。断言しても良い。初めて行ったら、彷徨い、ヤエチカの旅人と化す。
地下街からのりばへアクセスするにはヤエチカ天井に設置されている看板を目印にすると良い。店を目印にすると、閉業し、別のテナントが入った場合、パニックなる。八重洲地下街は店の出入りが激しいので、店を目印にするのは勧めない。まだ、トイレ、コインロッカーを目印にする方が安心だ。

八重洲地下街案内看板

ヤエチカの天井には出口番号が表示されている

八重洲地下街の地上への出口

出口のドアには出口番号が表示されている
3番出口がバスのりばに一番近い出口

1番出口前女性トイレとコインロッカー

1番出口前には女性トイレとコインロッカーが目印になる

2番出口前男性トイレとコインロッカー

2番出口前には男性トイレとコインロッカーが目印になる

東京駅八重洲口バスのりば

ニュースター号の他に千葉方面行きの高速バスのりばもある
写真奥が、千葉方面バスのりば

八重洲地下街公式HPはコチラ→八重洲地下街

八重洲南口2番のりば

秋葉原駅前高速バスのりば

王子駅南口バスのりば

その他のりばについてはコチラ→乗り場案内

バス車内の設備は文句なしの空間

東京特急ニュースター号は非常に清潔でリピート利用しても良い夜行バスのひとつに挙げれる、オススメの夜バス。女性に優しいバスで、満席の日も出る人気の夜行バスだ。スマホを充電出来る電源は勿論、ブランケット、独立3列シートは、通路にある程度の余裕も確保されていた。
トイレも設置されている車両のため、神奈川のSA/PAで15分休憩のあとはノンストップで京都・大阪へ向かうが安心して乗車できる。

大きめリュックでの旅だとバスはスペース確保が肝になる

私はプチバックパッカーでの旅だったため、座席に荷物を持ち込む際、少々工夫が必要。荷棚は高さが無いため、まず入れることが出来ない。これは夜バス利用だと毎回の事なので足元に置き、自分はシートに膝を曲げて座るパターン。40リットル以上のリュック持ちは経験あると思う。

夜バス疲れにありがたい駅近スーパー銭湯で朝風呂休憩

なにわ健康ランド湯ートピア建物

なにわ健康ランド湯ートピアは駅から徒歩3分程度と非常に近い場所にある

バスの中での睡眠は何回も目が覚めてしまい、正直、浅い。体力温存どころかダダ漏れで10時間バスに揺られた。東大阪市は近鉄 布施駅に降りると、疲れた体を癒やしに、そのまま“なにわ健康ランド湯ートピア”へ。
終点下車にしたのは、この施設でしっかりと仮眠と休憩を取る為。
大阪への夜行バスを検討しているなら、梅田や難波、新大阪下車ではなく、郊外終点の近鉄 布施駅下車、そのまま“なにわ健康ランド湯ートピア”へ直行コースを強くオススメしたい!
見た目はチョット昭和な健康ランドの趣き。中も同様…料金は大人1250円(1:00~6:00は別途1500円追加)で、広いお風呂入り放題、大きなリクライニングチェアと毛布で仮眠ができ、有料レストルームは漫画喫茶の様に個室になっていて、周りを気にせずくつろぐ事が可能。

1250円の中にはタオル一式と何故かムームーがセットされていて、笑った。
スーパー銭湯で館内着付きでこの値段は安い!私の知っている限りでは、平均1500円、高い所だと2000円近く払う所もある。浴室へ行くと、シャンプー、ボディソープが備え付けてあり、湯種も豊富。サウナも、勿論無料で利用出来るだけでもありがたいのに、岩盤浴も女性のみではあるが、無料利用OK!
凄すぎて、一日居ても良いんじゃないかと思ってしまう施設だ。

アメニティも全く抜かりがない。まずタオル、洗顔、カミソリ、綿棒、歯ブラシ、化粧水、乳液、ヘアブラシ、コットン…銭湯側も、夜バス下車客を見越した用意周到さ、だ。
大阪らしく、館内着がムームーというオチ付きだが、あえて布施駅着で夜行バスを予約したくなる程の施設だ。

10時間バスで体力をこってり取られた体に、朝風呂は静かでのんびりとくつろぎ、仮眠も静かで広い休憩スペースでしっかりと取れ、このあとの大阪旅を満喫することが出来た。
“なにわ健康ランド湯ートピア”には感謝と驚きでいっぱい。これからも、地元の方のみならず、バス旅で疲れた私のような者にも、癒やしを提供し続けて欲しい。また行ったら、ムームーを着用した写真を撮りたい。…絶対に撮りたい。

なにわ健康ランド湯ートピア
近鉄 布施駅から徒歩3分で到着する、大型スーパー銭湯。アメニティの豊富さと湯種の多さ、サウナと岩盤浴(女性のみ)無料で、この価格は本当に安い。朝休憩に漫喫を検討しているなら、是非この銭湯での休憩を考えるのを勧める。めちゃくちゃ派手なムームーは二度見する程インパクトがデカイが、個人的には好き。
〒577-0056 大阪府東大阪市長堂3丁目4-2
【営業時間】24時間営業
【定休日】年中無休
【料金】1250円(税別)※深夜1:00~6:00は別途1500円(税別)追加。料金は24時間ごとに支払

なにわ健康ランド湯ートピアの公式サイトはコチラ→公式HP

近鉄線で難波、心斎橋、大阪メトロ乗換が便利な駅でもある布施駅

ところで、近鉄 布施駅からアクセスは大丈夫なのか?
と、心配になると思うが、ご安心いただきたい!関西私鉄を舐めてはいけない。
近鉄 布施駅は奈良線/大阪線/難波線の駅で、焼き肉で有名な鶴橋駅、大阪難波駅には乗り換えナシ。阪急 阪神 梅田駅、JR 大阪駅にも大阪難波駅で大阪メトロ 御堂筋線に乗換で行くことが出来る、超スムーズなアクセス。

と、いうことは…京都アクセスも万全じゃね?

そう、朝が遅く、夜が早い京都へも一旦休憩後向かえてしまう完璧過ぎる駅。布施駅から奈良線で大和西大寺駅で京都線に乗換るダケで、京の都へ向かう事が出来る。
(早朝の京都は御朱印などお寺さん巡りが目的じゃない者にとっては結構不便な街だったりする。自身も経験があり、大阪まで行けば良かったと後悔したことアリ)
乗鉄ホイホイ過ぎて、今回自分でルート考えて、実行し、自画自賛の勢いだった。(結構ガチ)

近鉄路線図

布施駅から難波・梅田方面、京都へのアクセスも良い
奈良方面にもアクセスの良さが光る

近畿日本鉄道公式HPコチラ→近畿日本鉄道

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夜バス利用の旅を楽しく快適に過ごす為に大切なコツ

一旦休憩は、夜バス疲れを引きずらず、楽しい旅にする為には、絶対に必要だ。
今回紹介したスーパー銭湯は24時間営業なので、上手く活用すれば宿泊代の節約、布施-東京ルートでの乗車前入浴など、快適な旅プランの組立に今回紹介したプラン以外にもいい方法が浮かぶだろう。

夜行バスを制する者は休憩を上手く組込める者である。

バス+スーパ銭湯+鉄道のルート、本当に本当にオススメのルートなので一度体験してみてはいかがろう?

オススメの書溜め


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