サンライズ瀬戸に実際に乗って体験した乗り心地レポ | 快走とりっぷ

サンライズ瀬戸に実際に乗って体験した乗り心地レポ

もくじ

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夜行列車の旅はハマる

前回はサンライズ瀬戸/出雲の切符を確実に取る方法をいくつか紹介した。苦労して取れたきっぷは宝物だ!

きっぷの取り方についてはコチラ→寝れない寝台特急?サンライズ瀬戸/出雲のきっぷの買い方おすすめの個室

きっぷ取得おめでとう。よい旅を!!!
最高の思い出を作って来てほしい。きっぷを取った瞬間から旅は始まっている! 夜行列車の旅を一言でいうなら「浪漫鉄道」だ。
JR九州の社歌で有名なあの曲だ。日本で一番カッコいい社歌だと思っている管理人が大好きな曲で、きっぷが取れた瞬間、脳内で流れた。
夜行列車の旅は一度体験すると、またあの時間を過ごしたくなるだろう。 夜行列車は一度体験すると大好きになる。
大切な事なので、もう一度
夜行列車は一度体験すると大好きになる。

これからサンライズ瀬戸/出雲に乗って旅をしてみたい…と検討中の方、予備知識として乗り心地や車内設備について知りたい方向けの内容だ。
主に東京-高松行の、サンライズ瀬戸について書いていくが、サンライズ出雲へ乗車予定の方も一部共通なので是非参考にしてほしい。

乗車前に入浴と食料の調達を行うと効率が良い

乗車の前に必ず食料の調達をしよう

最近の特急は車内販売が無い場合が多くなってきているが、サンライズ瀬戸/出雲も車販のない特急のひとつだ。
必ず先に夕飯を済ませる、お風呂に入る、食料の調達を行うなど対策を取っておこう。

銭湯を活用して車内で快適に過ごす

夜行列車に乗る前にお風呂に入りたかった私が利用したのが、銭湯だ。東京都内には銭湯が沢山あり、先に入浴することによって車内で快適にのんびりと過ごせ、非常に効率が良い。
最近の銭湯はスーパー銭湯もビックリするくらい設備の整った場所もある。
また、もう一つのメリットは銭湯のある場所は住民の多い地域にあり、食料の調達も駅ナカのコンビニやホーム売店より安く入手が出来るスーパー、惣菜店があり節約になる。

キャリーカートなど大きな荷物がある場合は銭湯によってはお預かり出来ない場合があるのがデメリットだが、バックパックの場合は約30リットルサイズまでなら大抵銭湯の脱衣所ロッカーに入れることが出来た。

実際に入浴した、特におすすめしたい公衆浴場

  • JR鶯谷駅から徒歩約3分 ひだまり萩の湯
  • 一番のおすすめ。入浴と飲食を済ますことが出来きる、近隣地域で評判の銭湯。
    湯種が多く広い浴室はスーパー銭湯の様で、銭湯初心者も抵抗なく利用できる。
    • 炭酸泉
    • 露天風呂
    • ドライヤー無料
    • シャンプー、ボディソープ完備
    • タオルレンタル
    • 飲食コーナー
    • 無料wifi
    • 第3火曜定休
    • ※朝風呂営業有り
  • JR日暮里駅から徒歩約5分 斉藤湯
  • 少し東京駅から離れるが、湯上がりのビールが楽しめ、近隣住民の憩いの場。
    オシャレな外観の銭湯は浴室も清潔感のあり、ドライヤーは有料ではあるが、2分10円と割安で利用可能。
    • 炭酸泉
    • 露天風呂
    • ドライヤー有料
    • シャンプー、ボディソープ完備
    • 飲食コーナー
    • 金曜定休
  • メトロ小伝馬町駅から徒歩約5分 十思湯
  • 広い湯船があり、のんびりと入浴が出来る十思スクエア内の施設。
    都の運営のため公共の施設独特の雰囲気はあるが、シンプルで好感の持てる浴室。
    • ドライヤー有料
    • シャンプー、ボディソープ完備
    • タオルレンタル
    • 飲食コーナー
    • 日曜定休
    • 東京都の運営する浴場
  • メトロ稲荷町から徒歩5分 寿湯
  • メトロ銀座線で上野駅または神田駅からの乗換が出来便利な場所にあり、上野駅徒歩圏内だ。
    場所柄近隣にホテルが多いため、コンビニや飲食店も点在している。
    こちらの浴室も非常に清潔に保たれている
    • 露天風呂
    • ドライヤー無料
    • シャンプー、ボディソープ完備
    • タオルレンタル
    • 無料wifi
    • 第3木曜定休

さっぱりとした体、しっかりと食料を確保出来たら、いざ東京駅へGO!

鉄道が大好きな人が大好物恒例イベント入線待機

乗り鉄の方ならご理解があると思うが、列車がホームへ入ってくる入線は旅のワクワクを盛り上げる最初のイベントだ。
サンライズ瀬戸/出雲の乗り場ホームは東京駅は9番線東海道本線、熱海方面行きに入ってくる。
入線の瞬間を撮ろうとカメラを構えてる人たちがチラホラ…私も例に漏れず記念すべき一瞬を撮影した。 仕事に疲れ帰宅する人たちの中で9番線ホームだけは雰囲気が違う。旅への期待でいっぱいの人たちの楽しいオーラに包まれている。

入線時間は21:30~40の間。入線を見たい場合はやや早めの21:10には待機がおすすめ。
入ってくる瞬間は最高にテンションが上がる。夜行バス停留所とは違った雰囲気なのは確かだ。

入線待機で気をつけたいところ

点字ブロックより後ろで待機は当たり前だが、サンライズ瀬戸/出雲にはシャワー室が設置されている。
シャワー利用を考えている場合、シングルデラックス以外の利用者はシャワーカードを購入しなければならない。 そしてシャワーカードは即売り切れになる為、シャワーカード販売機の設置されている号車付近にに必ず並ぼう。

シャワーカード販売機設置車両→3・7号車

車内に設置されているシャワーカード券売機

シャワーカードはすぐ売り切れるので注意

気になる車内はこうだった

サンライズシングルの車内

車内通路は若干狭い。向こうから人が来るとドア側に寄る必要あり

中に入った印象は男性的なブルートレインの夜行列車と違い、女性一人旅でも安心して利用ができる、動く簡易ホテルという感じだ。
利用している層は様々で、乗り鉄はもちろんだが、家族連れ、女性グループ、男性グループ、一人旅での利用。夏休みシーズンの利用だったためか、学生も多い印象だった。

まずはシャワー券を購入を最優先

シャワー券は先程説明したように、東京駅で即売り切れしてしまう。予め購入は出来ない上(あまりおすすめ出来ないがオークションで割高で販売している)、車掌からも購入は出来ない。 シャワー利用を考えてる方はまず、シャワー券を購入後指定された個室、席へ移動するのがベストだ。
1枚320円で6分間利用可能。
シャワー室に入ると、入って左側に機械があるので、ここににカードを入れる。一度抜いてしまうと二度とシャワーは浴びれないので注意。
脱衣所は非常に簡易的でドライヤーも有り。
シャワー室には清掃機能があり、シャワーの前にまずは清掃ボタンを押そう。おかげで利用に抵抗が少なく済んだ。
ブワッっという音と共にものすごい勢いで清掃してくれる。

シャワー室

シャンプー、ボディソープ完備のシャワー室。
シャワーカードは余裕があれば購入したい。

銭湯で予め入浴した私は翌朝の朝シャワーとして利用した。

朝の混雑する時間帯は5:30~7:00頃

今回取ったサンライズシングルはカプセルホテルをイメージすると良いだろう。 コンセントが入ってすぐの壁際にあり、スマホの充電は問題なし
照明はスイッチでオンオフ 大きな窓にはシェードがついている

サンライズシングルの車内

シェードを下げれば朝日で目が覚める事もなかった。

寝巻、寝具、紙コップが設置されている テーブルの前にスピーカーがあるので、音鉄さんはコチラにICレコーダーを置けばいい音で録音が可能。
サンライズシングルの寝具/設備

窓際にスピーカーがあり、音を撮りたい人は助かる。
狭さは感じることはなかった

ドアは外は暗証番号式で施錠、中からは鍵で施錠する

サンライズシングルの入り口は暗証番号式

自身の好きな番号で施錠、開錠をする。
内側は鍵をかける。

トイレの近くにはしっかりとした洗面台があり、歯磨き、洗顔は不自由がなく出来た

サンライズの洗面台

新幹線の洗面台と変わらず。
石鹸が設置してあるのは助かる

乗り心地は私個人の意見としては問題なし。

とても快適で、寝具もちゃんとしていてゆっくりと過ごせた。 皆経験があると思うが、列車にずっと揺られると眠くなっていくだろう。
ベッドに横になっていると、ウトウトと眠気が始まり、最後に見た景色が深夜0:00頃の沼津駅ホーム。そのまま睡眠。途中で目が覚める事が2,3回あったが、揺れ具合が気持ちよかったのか すぐ眠りについてしまう。目が覚めたのは翌朝の5:00。岡山の切り離しを狙ったように目覚まし無しで目覚めた。

遊ぶときは徹底的に遊ぶ管理人だ!

車内設備の詳細についてはコチラ→JRおでかけネット/サンライズ瀬戸/出雲

夜行列車は車掌も車窓も車両も感動の連続だ

サンライズ瀬戸はJR東日本、東海、西日本、四国の車掌さんと運転士さんが交代して終点へ向かう。
つまり、車掌さんと一夜を過ごしてしまうのだ()
カッコいい車掌さんと密室の動くホテルで()…しかも一気に色々な車掌さんと触れ合えるのはなかなか無い機会…最高である。 寝れない寝台特急の理由のひとつにあげたい。
独りで検札やら私のような客の対応など忙しそうにしていて、それを捌く姿がめちゃくちゃかっこいい! 鉄道員萌に拍車がかかり、抑えるのが大変だった。
次回乗る時は、車掌さんともっと一緒に写真を撮りたい。

岡山での切り離しの後は児島駅へ向かい最後のバトンタッチ!大トリのJR四国の乗務開始だ。JR西日本の車掌さん、運転士さんお疲れさまでした!
児島駅で乗務終了の車掌さんに手を振ると笑顔で手を振ってくれた。

瀬戸大橋を渡ると、いよいよ四国に突入だ!
旅の終わりと共にテンションが上がり、乗り鉄の悪い癖、列車と別れるのが嫌だという気持ちが出てた。 この日は最高の天気に綺麗な青い海が出迎えてくれ、高松での旅に期待が膨らんだ瞬間だった。
さらに、とっても声がカッコいいJR四国の車掌さんが到着のアナウンスを務め、耳も含めて鉄道員萌発動。
終点到着後、すぐに乗務員室周辺に立ち寄りいつもの悪い癖で一緒に写真をお願いした。

その後は列車との記念撮影に時間を使った。

高松駅に到着後が列車撮影のチャンスだ

長い時間停車しているので、時間が許す限り記念撮影が可能。
朝、東京駅に到着するサンライズより停車するホームも時間も余裕があり、しばらく撮影をしていた。 朝日を浴びるサンライズ瀬戸と記念撮影は夜と違った印象でとても新鮮だった。

高松駅到着直後のサンライズ瀬戸

到着後しばらく止まっているので、ゆっくりと撮影が可能

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寝れない特急夜行体験は楽しすぎた

切符の取りにくい大人気の寝台特急サンライズ瀬戸/出雲だが、 今回の内容を参考にして是非一度、鉄道に興味がない方でも十分に満足できる鉄道旅を体験して欲しい。
もちろん、鉄道が好きな方はメロメロになってしまう「撮って」よし「乗って」よしの列車なのは間違いない。

最後に、今回の旅は10時打ちをしてくださった駅員さん、安全運行に務めてくれた運転士さん、車掌さん、キレイな寝具、快適で清潔な車内を用意しくれた清掃会社の方、線路や信号を守ってくれた裏方さん達。
皆さんのおかげです。本当にいい旅が出来て私は最高に幸せな時間が過ごせました。ありがとうございました。

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